オンラインカジノゲームのプレイにおいて、大金を手にするチャンスを最大化するために、いわゆる攻略法や必勝法とも呼ばれるベッティング戦略を選択する人もいます。そのような戦略の一つがマーチンゲール法です。
この記事では、人気のオンカジ攻略、マーチンゲール法を徹底解説しています。マーチンゲール法をオンカジで実践する方法、その利点と欠点、そしてマーチンゲール法が使えるゲームについて紹介します。
また、マーチンゲール法の具体的な実践方法や、破綻してしまうケースについて、マーチンゲール法が禁止かどうか、そしてマーチンゲール法の使用を止めるタイミングについても解説します。
マーチンゲール法の基本情報
マーチンゲール法は、初心者から経験豊富なプレイヤーまで、その大きな利益を生み出す可能性から、ギャンブラーの間で非常に人気があります。
マーチンゲール法を実践する前に、使い方を深く掘り下げ、このベッティング戦略を使うための基本、メリットやデメリットを理解しましょう。
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法とはオンラインカジノ 攻略法の中でも特に広く知られている攻略法です。
連敗時に賭け金額を増やしていくことで、連敗後の勝利でこれまでの損失をカバーしながら利益を出していく、「損失回収型」の攻略法のひとつです。
マーチンゲール法が使えるオンカジゲーム
ベッティング戦略は、すべてのゲームで常に機能するとは限らないことを知っておくことが重要です。特定のゲームに適している方法もあります。例えば、マーチンゲール法のような方法は、スロットゲームでは使いにくいでしょう。
では、マーチンゲール法に適しているカジノゲームとは何でしょうか?マーチンゲール法が最も適しているゲームは、勝率が50%で、賞金が2倍になるゲームです。それでは、以下に最適なゲームを見てみましょう。
ルーレット
ルーレットは、マーチンゲール法を使いたい場合に最適なゲームです。ルーレットでは、マーチンゲール法を効果的に使う賭け方がたくさんあります。
ルーレットでマーチンゲール法が使える賭けの種類
ルーレットには、赤/黒ベット、偶数/奇数ベット、ハイ/ローナンバーベットなどがあります。これらのベットの勝率はほぼ50%です。アメリカンルーレットの場合、0と00の2つのゼロがあることから、ヨーロピアンルーレットやフレンチルーレットに比べて若干勝率が下がります。
ルーレットは非常にエキサイティングなゲームかつシンプルなゲームであり、結果を予想しながらルーレットが回るのを見るのは爽快なものです。マーチンゲール法を使って勝つチャンスを最大限にしたい初心者には最適のゲームといえるでしょう。
ブラックジャック
マーチンゲール法は、ブラックジャックのようなゲームでも使えます。しかし、ルーレットのように簡単に勝てるわけではありません。
ブラックジャックでマーチンゲール法が使える賭けの種類
「プレイヤーの勝ち」または「ディーラーの勝ち」に賭けることができるのは事実ですが、これは勝率50%ではありません。なぜなら、ブラックジャックは運も絡みますが、戦略も絡むゲームであるため、ゲームを続けるうちに確率が変わる可能性があるからです。
ブラックジャックをプレイする際には、カードカウンティングや、ゲームの背後にある戦略を学ぶなど、他に優先的に行うべきことがあります。
バカラ
ブラックジャックのように、バカラの勝率は50%ではありません。 バカラのルールをよく学び、勝つために戦略を立てる必要があります。マーチンゲール法はベットの結果に影響を与えることはできませんが、プレイヤーのスキルはベットの結果に影響を与えるはずです。
バカラでマーチンゲール法が使える賭けの種類
バカラゲームでマーチンゲール法を使用する場合、必ず「プレーヤーの勝ち」または「バンカーの勝ち」にベットするようにしましょう。マーチンゲール法を使用する場合、引き分けに賭けることはあまり成功しないかもしれません。勝率は以下の通りです。
ベット種類 | オッズ | ペイアウト | ハウスエッジ |
バンカーの勝利 | 45.86% | 0.9:1 | 1.06% |
選手の勝利 | 44.62% | 1:1 | 1.24% |
同点 | 9.52% | 9:1 | 14.40% |
バカラでマーチンゲール法を使うのは、ルーレットほど効果的ではないといえます。バカラのスキルに自信がある場合のみ、マーチンゲール法を使用することをお勧めします。
マーチンゲール法のメリット
マーチンゲール法を使うメリットはたくさんあります。まず、非常にシンプルなパターンに従っているため理解しやすく、初心者にも経験豊富なギャンブラーにも最適です。
そして、マーチンゲール法は、資金さえあれば、長い連敗の後でも損失を取り戻し利益もゲットできることから長らく愛用されています。
なぜそのようなことができるかというと、マーチンゲール法の背景にある考え方が、負けるたびにベットを2倍にすることで、最終的に勝ったときにすべての損失を取り戻し、利益を上げるというものだからです。
マーチンゲール法のデメリット
マーチンゲール法はローリスクな手法だと思われていますが、それでもいくつかのリスクはあります。まず、連敗時に資金が膨らみやすい点が挙げられます。
連敗時に賭け金を2倍にし続けると、1回勝つ前にバンクロールを使い果たしてしまったり、ゲームのベット上限を超えるリスクがある事に注意しましょう。これらの外的要因によって、全ての賭け金を失ってしまう可能性もゼロではありません。
次に第二に、マーチンゲール法で大きな利益を得るのは難しいことです。利益を追求する方略法というよりは、損失を取り戻しバンクロールのバランスを取る方法として使われることがほとんどです。
マーチンゲール法の実践方法を手順ごとに解説
大きな利益を得るチャンスを最大化するために、マーチンゲール法をどのように効果的に使うべきか、さらに深く見ていきましょう。
マーチンゲール法の使い方は、以下のルールに従います。
- 少額のベットから始める
まず、勝率約50%(2分の1)で配当2倍のカジノゲーム(例えば、ルーレットの赤か黒、バカラのプレイヤーかバンカー)を選び、予算に合わせて元となる賭け金額を決めます。
- 負けるたびにベットを2倍にする
最初のベットで負けた場合、次のラウンドでは賭け金を2倍にします。このプロセスを勝つまで続けます。
- 勝ったらリセットする
ベットに勝つと、最初のベットサイズに戻り、また同じことを繰り返します。
マーチンゲール法のやり方はとてもシンプルなので、オンラインカジノの初心者や攻略法の実践が初めての場合でも取り入れやすい攻略法です。
マーチンゲール法のシミュレーション
以下は、ルーレットの2倍配当に1ドルで、マーチンゲール法を実践したと仮定した場合のシミュレーション例です。
ゲーム回数 | 賭け金額の増減 | 勝敗結果 | 累計損益 |
1 | 1ドル | 負け | −1ドル |
2 | 2ドル | 負け | −3ドル |
3 | 4ドル | 負け | −7ドル |
4 | 8ドル | 勝ち→1セット終了 | +1ドル |
5 | 1ドル | 勝ち→2セット終了 | +2ドル |
6 | 1ドル | 負け | +1ドル |
7 | 2ドル | 負け | −1ドル |
8 | 4ドル | 負け | −5ドル |
9 | 8ドル | 負け | −13ドル |
10 | 16ドル | 勝ち→3セット終了 | +3ドル |
シミュレーションから見ても分かるように、1セット終了ごとに、賭け金額分の利益があることが分かります。
このように、マーチンゲール法は連敗さえ起らなければ着実に勝利金を増やしていけます。
パーレー法(逆マーチンゲール法)との併用
応用編として、人気のマーチンゲール法とパーレー法を組み合わせた攻略法も紹介します。
オンカジのパーレー法は、逆マーチンゲール法とも呼ばれており、マーチンゲール法とセットで覚えておくと便利な攻略法です。
オンカジのパーレー法は、マーチンゲール法と逆の理論を使っており、負けた時にベット額を変えず、勝った後にベットを倍にする手法です。このアプローチは、連勝を利用し、損失を最小限に抑えながら利益を最大化することを目的としています。
パーレー法は、マーチンゲール法と組み合わせることで、マーチンゲール法の持つ弱点をカバーし、勝率を最大化する可能性があります。実際の使い方は以下の通りです。
マーチンゲール法×パーレー法の使い方
パーレー法とマーチンゲール法を併用した使い方は、以下のルールに従いながら実践します。
- 勝った場合はパーレー法を使って賭け金を倍にする
- 負けた場合はマーチンゲール法を使って賭け金を倍にする
ゲームに勝った際は、連勝を活かせるパーレー法を実行し、ゲームに負けた際にはマーチンゲール法で損失を取り戻すことを優先します。勝ち負けの結果が切り替わったタイミングで、もう一方の方法を利用していく戦略です。
マーチンゲール法とパーレー法を組み合わせるメリットは、マーチンゲール法は連敗後の回復に役立ち、逆マーチンゲール法は連勝中の利益を最大化できる点にあります。これにより、それぞれの強みを生かし弱点を補う使い方ができます。
両者をうまく組み合わせれば、オンラインカジノの攻略法をさらに成功させる可能性が高まります。
【損切と利益確定】マーチンゲール法の止め時は?
マーチンゲール法の使用を止めるタイミングを知ることは、責任あるギャンブルとリスク管理にとって極めて重要です。ここでは、ベッティング戦略の使用を止め、損失をカットするタイミングを見極めるポイントをいくつか紹介します。
マーチンゲール法の損切り
オンラインカジノで勝つためにマーチンゲール法を使う場合、適切なタイミングで損切りをすることが重要です。ベットのオッズが五分五分であっても、長い連敗の後でも次のベットが成功する保証はありません。
何度も連敗し、バンクロールが枯渇しそうな場合は、損切りをし、別の機会にやり直すことをお勧めします。そうすることで、オンラインカジノゲームでベッティングを楽しむための資金を残すことができます。
マーチンゲール法の利益確定
マーチンゲール法は一度でも勝てれば、これまでの損失を取り戻せるという特徴があるため、利益確定は連勝時および連敗後の勝利の段階で見極められます。確実に利益を上げたいのであれば、自分で利益目標を設定し、それを守るようにしましょう。
すべてを失う前に収益を受け取れるよう、この目標を守ることが重要です。
マーチンゲール法の注意点
マーチンゲール法は特定の状況では有効ですが、場合によっては破綻することもあります。気をつけないと、大損してしまうかもしれません。マーチンゲール法が破綻してしまうケースについて知っておきましょう。
必ず勝てるわけではない
マーチンゲール法は、確実に勝つベッティング戦略ではありません。実際、マーチンゲール法は、1回の勝利ですべての資金を回収できるような仕組みになっていますが、資金を全て回収するまでに負けを重ねることになってしまいます。しかし、100%必ず勝てるという保証は残念ながらできません。
具体的には、以下の理由から、マーチンゲール法で勝てない場合があります。
テーブルベットリミット
ほとんどのオンラインカジノでは、過度なベットを防ぐためにベット額の上限を設けています。マーチンゲール法を使う場合、この制限が不利に働くかもしれません。なぜなら、マーチンゲール法では負けるたびにベット額を倍にしていくことから、一度も勝つことなくベット額の上限に達してしまう可能性があるためです。
連敗による資金運用の破綻
ベット制限のないテーブルでプレイしていても、残念ながら運に恵まれず、一度も勝つことなくバンクロールを使い果たしてしまうかもしれません。
このような状況では、損失を追うのではなく、損失を切り捨てるのが最善です。
オンラインカジノの禁止行為に該当
オンラインカジノによっては、マーチンゲール法は禁止されている場合もあります。オンラインカジノでは、勝利金の出金申請の度に出金のための審査が行われており、ゲーム中の不正行為や違反がないかどうかのチェックが行われます。
オンラインカジノによっては、利用規約内に禁止行為として、マーチンゲール法を含む攻略法の利用を挙げているケースも見受けられ、最悪の場合出金拒否の対象となってしまうこともあるので注意が必要です。
マーチンゲール法の実践は利用規約をしっかり確認した上で自己責任のもと実践しましょう。
よくある質問
- Qマーチンゲール法はオンラインカジノで使えますか?
- A
マーチンゲール法はオンラインカジノ、特にオンラインルーレットで簡単に使うことができます。
- Qマーチンゲール法を利用するためにはどのくらいの資金が必要ですか?
- A
あなたの予算に応じてバンクロールを決める必要があり、また何回負けるかを考慮する必要があります。負けるたびに次のベットを2倍にする必要があるため、$1をベットして始め、10回連続で負けた場合、$1,023のバンクロールが必要になります。
- Qマーチンゲール法が破綻してしまうのはどのような場合ですか?
- A
マーチンゲール法は、勝率が50%(2分の1)の賭け方で使わないと効果を発揮しないので注意が必要です。また、連敗が続いたり、カジノゲームに最大ベット額の制限がある場合も失敗します。
- Qマーチンゲール法と相性の良い攻略法には何がありますか?
- A
マーチンゲール法と逆マーチンゲール法を組み合わせることで、収益を最大化することができます。